「嫌われる勇気」から学んだこと⑤ 人の目を気にせず、自分らしく生きる勇気

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「周りからどう思われているのだろう?」

「変に思われたくない」

「誰からも嫌われたくない」

みなさんは、このような悩みを抱えたことはありませんか?

私は昔から人間関係が苦手でした。独身の頃は最低限のお付き合いで済んでいましたが、結婚して子どもが生まれると、学校関係やママ友など、新しい人間関係の中で悩むことが増えました。

今でも、こじれたままの関係はあります。

それでも、自分を大切に思ってくれる人を大事にしようと決めてから、少しずつ素敵な人間関係を築けるようになりました。

今回は『嫌われる勇気』の「自由とは、嫌われる勇気を持つこと」について、私自身の経験を交えながらお話しします。

① 嫌われる勇気とは?

初めてこの言葉を知ったとき、私は驚きました。

「嫌われてもいいの?」「一人になってもいいってこと?」

ずっと嫌われないように言動に気をつけてきた私には、なかなか理解できませんでした。

でも、本を読んで気づいたのです。

嫌われる勇気とは、人を傷つけたり、わざと嫌われたりすることではありません。

自分が誠実に生きていても、誰かに嫌われることはある。それを恐れすぎず、自分の人生を大切にする勇気なのだと感じました。

どれだけ優しくしても、全員に好かれることはありません。

大切なのは、周りからどう思われるかよりも、自分がどう生きたいか。

② 長女のいじめから学んだこと

長女が保育園や小学校に通っていた時期、三女に障害があることを理由に、長女がいじめを受けていました。

妹や家族を傷つけるような言葉を浴びせられ、仲のよかったお友達まで、いじめの標的になることを恐れて離れていきました。

「学校へ行きたくない」

そう話す長女を、毎日やっとの思いで送り出していました。

私自身も三女の障害を周囲に知られることが怖く、ほかのお母さんたちと距離を置いていました。

親子で孤立を経験し、人の目ばかりを気にする日々。

そんな長女を救ってくださったのが、小学校5・6年生でお世話になった恩師でした。

先生のおかげで、長女はたくさんのお友達と楽しく過ごせるようになりました。

本来の長女は、社交的でユーモアのある子です。

後になって、お友達から「本当は一緒に遊びたかった」と聞いたこともあったそうです。

親から一緒に遊んではいけないと言われ、我慢していたようです。

長女が笑顔でお友達と遊ぶ姿を見られたとき、本当に嬉しかったです。

長女は卒業後も、時々、大好きな恩師に会いに行き、嬉しそうに帰ってきます。

先生との出会いは、親子にとって一生忘れられない宝物です。

③ 周りの目より、大切にしたいもの

長女の経験から、私は考えるようになりました。

「私たち家族は、何も悪いことをしていない」

「どうして周りの目を気にして、隠れるように生きなければいけないのだろう?」

そして、決めました。

周りにどう思われても、私は私らしく、堂々と生きていこう。

つらいことがあっても、家に帰れば安心できる。

笑顔で過ごせる温かい家庭を大切にしたい。

それが、母親としての私の願いでした。

④ 勇気を出した先に待っていた温かい世界

次女が保育園に通っていた頃、私は親同士の懇親会で、三女の障害や家庭の事情を隠さずに話しました。

すると、周囲のお母さんたちは温かく受け入れてくださいました。

三女に優しく話しかけてくれる方、園での様子を教えてくれる方、成長を一緒に喜んでくれる方。

そして、忘れられない光景があります。

ある日、私が三女の保育園生活の様子を見に行ったとき、園庭で歩行器を使って遊んでいた三女を見つけた次女が、

「みんな見て!〇〇ちゃん(三女)がいるよ!」

と駆け寄りました。

すると、お友達も次々と集まり、

「かわいいね!」「頑張ってるね!」

と声をかけ、三女の歩行器の周りをたくさんのお友達が囲ってくれていました。

お花を摘んできてくれる子、おもちゃを貸してくれる子、やさしく頭をなでてくれる子。

みんなが自然に三女を受け入れ、一緒に過ごしてくれている姿が、私には本当に嬉しかったのです。

三女もとても嬉しそうにしていました。

その光景を見て、私は思わず涙が出てしまいました。

以前は周囲の目が怖くて隠そうとしていた三女の存在。

でも、勇気を出して心を開いた先には、こんなにも温かい世界がありました。

今でも仲良くしてくださるお母さんたちには、感謝の気持ちでいっぱいです。

⑤ 傷つける一人より、大切にしてくれる人を見つめる

もう一つ、心に残った考え方があります。

例えば、周りに10人いたとします。

  • 1人は自分を傷つける人
  • 2人は自分を大切にしてくれる人
  • 7人はどちらでもない人

これは人間関係を考えるための例えですが、私たちは傷つけてくる1人の言葉ばかり気にしてしまうことがあります。

そして、まるで全員から嫌われているように感じてしまうのです。

でも、本当に目を向けたいのは、自分を大切にしてくれる人たち。

傷つけてくる人の言葉に心を奪われるより、自分を大切にしてくれる人との時間を大事にしたい。

そう考えるようになってから、私の心は少しずつ軽くなりました。

⑥ 自分らしく生きることが、本当の自由

振り返ると、私は長い間、人からどう思われるかを気にして生きてきました。

でも今は、こう思います。

誰かに嫌われることがあっても、自分の価値がなくなるわけではありません。

すべての人に好かれなくても、自分を大切に思ってくれる人がいる。

そして何より、自分自身が自分を大切にしてあげたい。

人に認められるためではなく、自分らしく生きるために。

つらい経験もありましたが、その中で出会った優しさや温かさは、私の人生の大切な宝物になりました。

これからも、人との出会いに感謝しながら、自分の心に正直に、笑顔で歩んでいきたいと思います。

あわせて読んでいただきたいお話

『嫌われる勇気』から学んだことを、私自身の経験とともに綴っています。

▶ ④ 認められるより、自分らしく生きる勇気

人の期待に応えることばかり考えていた私が、自分の人生を自分で選ぶ大切さに気づいたお話です。

▶ ⑥ つらい経験が教えてくれた人生の幸せ

つらい経験の中で出会った人の優しさや、人生の幸せについて考えたお話です。

気になるお話から、読んでいただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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