支援学校のママ友とのつながりから気づいたこと

子育て・障害児子育て

支援学校のママ友たちとの出会い

私がインスタやブログを始めようと思ったきっかけの1つに娘が通っている支援学校のお母さんたちとの出会いがあります。

以前の私は娘の送迎で他のお母さんたちと会っても挨拶をして少し会話をするくらいでした。

話しかけてもらえれば嬉しくて話す。

でも自分から積極的に輪の中へ入っていくことはあまりありませんでした。

娘のこと、家のこと、そして両親の介護。

毎日のことで精一杯でいつもどこか疲れていました。

誰かと話したくないわけではありません。むしろ本当は話したかったのだと思います。でも人と関わるための気力まで残っていないそんな気持ちでした。

今度、お茶しませんか?

ある日、数人のお母さんたちと話していた時のことです。

何気ない会話の中から、「今度みんなでお茶しませんか?」という話になりました。

その時私はふと思いました。

もしかしたら、みんなも私と同じ気持ちなのかもしれない。

誰かと話したい。

同じ立場のお母さんといろんなことを話してみたい。

でも自分から声をかけるのは少し勇気がいる。

そんな気持ちを抱えているのは私だけではないのかもしれないと思ったのです。

そこで、同じ学年のお母さんたちでLINEグループを作り、参加できる人たちでランチ会をしてみたらどうだろう、という話になりました。

勇気を出して声をかけてみた

それから私は、少し勇気を出していろんなお母さんたちに声をかけました。

「もしよかったら、グループラインに入りませんか?」

無理に誘うのではなく、入りたい方だけ参加してもらう形にしました。

正直、最初は少し不安でした。

「迷惑じゃないかな」

「入りたいと思ってくれる人はいるかな」

そんなことも考えました。

でも、声をかけてみると、皆さん喜んで参加してくれました。

そのとき私は、「みんなも同じ気持ちだったんだ」と嬉しくなりました。

誰かが最初の一歩を踏み出すのを、みんな待っていたのかもしれません。

ランチ会で初めて見えた、みんなの本音

その後、都合の合うお母さんたちで、何度かランチ会をしました。

最初は普通の世間話から始まりました。

でも少しずつ、話は子供のことや家族のこと、将来のことへと広がっていきました。

そこで私は初めて気づきました。

明るく見えるお母さんも、いつも笑顔のお母さんも、それぞれたくさんの悩みを抱えていたのです。

子供のこれから。

学校を卒業した後の生活。

自分が年を取ったらどうすればいいのか。

きょうだいのこと。

お金のこと。

家族のこと。

そして、「この先、この子はどうなるのだろう」という不安。

きっと、簡単に答えが出ることばかりではありません。

だからこそ、一人で考えているとどんどん不安が大きくなってしまうことがあります。

私が心を開いたら、相手も話してくれた

私は少しずつ、自分のことも話すようになりました。

自分がつらかったこと。

悩んでいること。

うまくできなかったこと。

不安に思っていること。

最初から上手に話せたわけではありません。

でも、自分の弱い部分も含めて話してみました。

すると、「実は私も…」と、他のお母さんたちも自分の気持ちを話してくれるようになりました。

その時、すごく感じたことがあります。

人は自分だけが悩んでると思うととても苦しくなる。

でも「私も同じだよ」と言ってくれる人がいるだけで気持ちが軽くなることがあります。

問題そのものがすぐに解決するわけではありません。

それでも1人じゃないと思えるだけで前を向けることがあります。

話せなくても、その場所にいるだけでいい

ランチ会ではたくさん話す人もいれば静かに話を聞いている人もいました。

私も話すのはあまり得意ではありません。

でも、それでいいのだと思います。

無理に自分の悩みを話さなくてもいい。

ただその場所にいて同じ立場の人たちの話を聞く。

「こんなことで悩んでいるのは私だけじゃないんだ」

そう感じられるだけでも心が少し軽くなることがあります。

話せる人だけが参加できる場所ではなく、話したい時には話せて、話したくない時には聞いているだけでもいい場所。

そんなつながりが、とても大切なのだと気づきました。

そして、困った時、悩んだ時、心の支えになってくれる人がいる。

そういうつながりがあるというだけでホッとするのではないでしょうか。

障害のある子を育てる親は、たくさんの悩みを抱えている

障害のある子供を育てていると、悩みはつきません。

子供のこと。

自分自身のこと。

家族のこと。

きょうだいのこと。

将来のこと。

親亡き後のこと。

そして、「自分が元気なうちは何とかできても、その先はどうなるんだろう」という不安。

考え始めると、終わりがありません。

それなのに、その気持ちを安心して話せる相手や場所は、意外と少ないのではないかと思います。

相談したからといって、全ての問題に答えが見つかるわけではありません。

でも、悩みを言葉にすること。

誰かに聞いてもらうこと。

「分かるよ」と言ってくれる人がいること。

それだけでも、心を支えてくれることがあります。

仲間は、苦しいときの心の支えになる

同じような経験をしている人だからこそ、説明しなくてもわかってもらえることがあります。

誰にも言えなかった気持ちを話せることがあります。

そして、一緒に笑ったり、悩んだりしながら、少しずつ深い絆が生まれていきました。

子供たちがつないでくれたご縁でした。

もしあの時「お茶しよう」という話が出ていなかったら、もし、「LINEグループを作ってみよう」と声をかけていなかったら、こんな繋がりはなかったかもしれません。

そう考えると、小さな一歩でも、その先には思ってもいなかった出会いがあるのだと思います。

私の経験が、誰かの役に立つかもしれない

そして、もう一つ大きく変わったことがあります。

私はそれまで、「なんで自分ばかりこんなにも、つらい、悲しい思いをしなければいけないんだろうか」と思っていました。

でも、自分の経験を話した時、

「私も同じことで悩んでいた」

「そんな考え方もあるんだね」

と言ってもらえることがありました。

その時初めて、「私が経験してきたことにも意味があるのかもしれない」と思うようになりました。

ちゃんとした答えを教えられなくてもいい。

「私はこんなことで悩みました」

「私はこんな風に考えました」

「こんな方法を試してみました」

そんな経験を伝えるだけでも、どこかで同じように悩んでいる人の心を少し軽くできるのかもしれないと思いました。

それが私がインスタやブログで発信してみたいと思った大きなきっかけの一つです。

私がこれから伝えていきたいこと

私はこれからも、うまくいったことだけではなく、悩んだことや迷ったことも書いていきたいと思っています。

障害のある子供を育てること。

介護のこと。

家族のこと。

暮らしを整えること。

そして、心を少しラクにする考え方。

私の経験が少しでも誰かの心に届き、「私だけじゃなかった」「私も頑張ってみよう」「少しやってみようかな」と思ってもらえたら。

それだけでも発信する意味があると思っています。

私自身もこれまで、いろんな方とのつながりに支えてもらってきました。

だから今度は私の経験が誰かの支えになれたら嬉しいです。

一人で抱え込まなくて大丈夫です。

話せる場所があること、分かち合える仲間がいること。

「一人じゃない」と思えることは、苦しい時に前へ進むための大きな力になるのだと思います。

あの日、ほんの少し勇気を出して踏み出した一歩が、今では私の人生を変える大切な出会いにつながっています。

そして、あのとき誰かに支えてもらった私が、今度は誰かの心を支えられる存在になれたら。

そんな思いを胸に、これからも一つひとつの出会いを大切にしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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