片付けの基本

整理収納

「部屋を片付けたいけれど、どこから手をつけたらいいかわからない」

「片付けても片付けてもすぐに散らかって疲れる」

「使うか捨てるか迷っても決められずまた元の場所に戻してしまう」

こんなお悩みはありませんか?

片付けが苦手だと、散らかった部屋を見るたびに「また片付けられなかった」と悲しい気持ちになり、家事をするのも嫌になることがあります。

片付けの正しい順番や自分と家族が戻しやすい仕組みを知ることで、その悩みを軽くできることがあります。

この記事では片付けが苦手だった私自身の経験を交えながら迷わず進める片付けの4つの基本を紹介します。

片付けは何から始める?

以前私は、「家族が過ごすリビングを先に片付けなきゃ」、「でもキッチンが散らかっているとご飯を作るのが嫌になるから片付けたい」、「書類も整理しなきゃ」「クローゼットの中の服もぐちゃぐちゃ」と気になる場所が多く頭の中がいつもいっぱいでした。

けれど、どうしよう、どうしようと思っているだけで片付かず、他にやることもたくさんあり、常に疲れていました。

やっと片付けを始めても途中で別のものが気になったり、家族に呼ばれて用事を済ませてから戻ると、どこまで片付けたか忘れてしまい、やる気もなくなりほとんど片付かない状態でした。ちょっとスペースが増えると子供たちの秘密基地にされたり、夫の荷物置き場になってしまったり(悲)

我が家は急な来客や訪問看護さんなど家族以外の来客も多いのでピンチな時は急いで散らかっている物を押入れに突っ込んで見た目だけきれいにしていました。

片付けが苦手だった我が家

家族全員片付けが苦手で、「少し散らかっているくらいの方が落ち着く」と言う家族は非協力的でした。使ったら使いっぱなし、みんなで「あれない」「これない」と探し回る。必要なものを探す時間が増え、見つからないために同じようなものを買ってしまうことも多々ありました。

私は「家族が使ったものを元に戻してくれないから散らかる」と思っていました。

けれど、よく考えてみると、物を戻す場所がはっきり決まっていなかったのです。

物が増えてきたら収納を増やし、余白にまた新しい物を詰め込んでいました。

その時はすっきりしたように見えても、すぐに物の出し入れがしにくくなり、また散らかる、の繰り返しでした。

この経験から私は、片付けには順番があることに気づきました。

片付けの基本4ステップ

片付けで大切なのは、いきなり収納することではありません。

基本の流れは、次の4つです。

1. 始める前に場所・時間・ゴールを決める

2. 中にあるものを全部出して見える化する

3. 「使う」「使わない」「迷う」の3つに分ける

4. 必要なものだけを使いやすい場所に戻す

この順番で進めると何をすればよいかがわかりやすくなります。片付けは、たくさんのものを捨てることが目的ではなく、自分や家族に必要なものを選び、使った後に戻しやすい暮らしを作ることが本当の目的です。

片付けが進まない3つの原因

一度に片付けようとしている

「せっかくやるなら全部キレイにしよう」と考えると片付ける範囲が広くなり、作業が終わる前に疲れてしまい、出した物をそのままにしてしまったり、適当に元の場所へ戻してしまうことにもつながります。

分ける前に収納する

持っているものを確認しないで収納しようとすると、不要な物までしまい込むことになります。

見た目は整っても物の量は変わらないので、また、物があふれてしまいます。

物の置き場所が決まっていない

戻す場所が曖昧だと、使った後に、「どこに置こう?」と毎回考えてしまいます。家族にも定位置がわからないため、テーブルや床などに物が置かれ、探さなければなりません。

今日からできる片付け方

①片付けを始める前に場所・時間などを決める

まずは、引き出し1つ・お財布の中・バッグの中など短時間で終わる場所から始めるのがおすすめです。最初は時間を短めにすると終わりが見えるため、気持ちの負担が軽くなります。一度に頑張るより、小さな片付けを繰り返す方が習慣にしやすくなります。

②全部出して見える化する

全部出すことで、持っている物の種類や量を確認できます。種類ごとに分けて、同じ物をいくつ持っているか、使ってないものはないか、壊れていないか、期限は切れてないかを確認します。

③「使う・使わない・迷う」の3つに分ける

今現在自分が使っているかどうかで判断します。まだ使える物でも、使っていなければ手放す候補になります。捨てるだけでなく、譲る、売る、資源回収に出すなどその物にあった方法を選んでください。

迷うものを無理に捨てる必要はありません。保留箱を作り、見直す日を書いておきましょう。

④使うものを戻す

最後に、「使う」と決めたものだけを収納します。

よく使う物は、手前や取りやすい高さに置きます。使う回数が少ない物は、奥や上段に置くといいです。

文房具、薬、化粧品など、同じ用途の物を一緒にします。仲間ごとにまとめると、探しやすくなり、持っている量も把握できます。

使う物を使う場所の近くに置くと無駄な動きがなくなります。生活の動きに合わせて置き場所を決めると、戻す手間が減ります。

収納スペースいっぱいに詰め込むと、物を取り出しにくくなるので7〜8割程度を目安にして、少し余白を残すと使いやすくなります。

片付けて気づいたこと

この順番で片付けるようになってから、以前より「何から始めればよいか」で迷わなくなりました。物の定位置を決めたことで、探し物も減りました。戻す場所がわかりやすくなると、自分だけでなく、家族も片付けてくれるようになりました。

忙しくて散らかってしまう日もありますが、片付ける手順が分かってからは、片付けが苦痛に感じなくなりました。

片付けができないのではなく、自分や家族に合う方法を知らなかったのかもしれないと考えられるようになったのが大きな変化でした。

まずは引き出し1つから

片付けの基本は次の4つです。

1.小さな場所・時間・ゴールを決める

2.中のものを全部出して見える化する

3.「使う・使わない・迷う」に分ける

4.必要なものだけを使いやすく戻す。

片付けは物をたくさん捨てることではありません。

必要なものを選びそれを使いやすく戻しやすくすることが大切です。

まずはお財布の中、バッグの中、引き出し1つなど、10分ぐらいで終わりそうな場所を選んでみてください。

小さな場所が1つ整うと「私にもできた」という自信につながります。

その小さな積み重ねが自分と家族にとって過ごしやすい家を作る第一歩になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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