先日、老人介護施設に入所中の父を連れて、実家の片づけをすために帰りました。少しずつ整理はしていたけれど、物でいっぱいになっている実家。改めて、日々の整理収納の大切さを実感しました。
こんにちは。整理収納アドバイザーのmihiriママです。
現在は医学の進化や発展で「人生100年時代」と言われるようになりました。「長生きできる、やったぁ」と言いたいところですが、それは若さの延長ではなく、老いの延長。老後期間が延びることを意味しています。
そして、日本は世界でもトップクラスの長寿国だとか…びっくりですね。元気で長生きするためにも、頭や身体がしっかりしているうちに、環境を整え、楽しい老後生活を送ることが未来の安心・心の安心につながるのではないかと思います。
さて、今回は私が長い両親介護を経験して感じたことをお話させていただきます。
高齢者整理収納の重要性
・安心・安全・快適な生活
・転倒・怪我の予防
・探し物がる
・心が安定する
・家族の負担が減る
・認知機能低下予防
・生前整理
・薬の管理・工夫・飲忘れ
まだまだいろいろありますが、大切な部分をまとめさせていただきました。
私の父は脳梗塞で左半身麻痺、父を介護していた母もあるときから認知症になりました。
両親は二人暮らしで、デイサービスやホームヘルパーを利用しながら不足分を私が補っていました
当時私は、小さい子供を3人抱えながら、フルタイムの仕事をしていたので、仕事が終わって子供の迎えに行き、実家に行って夕飯を作るという多忙な日々を過ごしていました。
自分の生活は回らず、職場に迷惑をかけるようになり、仕方なく仕事を退職し、専業主婦として過ごすことになりました。
両親介護を5年くらい続けていたある日、母親の意識がなくなり、救急搬送され、それ以来、母は自宅に戻ることはできず、今も病院で入院中です。難病も併発し、もう自宅へは戻ることができなくなりました。それを機に、転倒リスクの高い父親も、一人暮らしは難しいので老後施設に入所しました。
実家は、母の収集癖がすごく、物であふれかえっていました。そして、貧しい家庭で育ってきた父は物を捨てることができない人でした。
私は実家に行くたびに、物の多い部屋を掃除したり、食事を作るのも大変だったので、少しずつ物を減らしたいと思いましたが、自分の物がなくなって探し回る母と不要品を集めた不燃ごみの袋を悲しそうに見つめる父の姿を見ると片づけることができませんでした。
その影響が、今になって出てきてしまいました。父を実家に連れて帰るたびに「こんなに物がいっぱいでごめん。今まで少しずつでも片づけていたらこんな事にならなかったのに…迷惑ばかりかけて申し訳ない、苦労ばかりかけて…」と涙ぐむ父を見ると何も言えませんでした。
本当だったら、「自分たちの物は自分たちで何とかして。私だって家庭があっていっぱいいっぱいの生活しているのになんでこんな大変なこと手伝わなければいけないの」と言いたいです。
ただでさえ、自分の病気と今後の不安を抱えている父にそのようなことは言えません。
けれど、今回、父を家に連れて帰って嬉しいことが一つありました。
父が、押し入れから自分の書いた「日記帳と思い出のアルバム」を大切そうに抱えて施設に持ち帰ったことです。
整理整頓したから見つかった大切な思い出。
私はこれから、整理収納アドバイザーとして高齢者のお宅を訪問する際は必要・不必要を区別して物を減らすことは危険防止や精神面では大切なことだと思いますが、大切な思い出を見つけたときは目に見えるところに、ご自身がいつでも手に取ることができるように工夫していきたいと思います。
年齢を重なると、外出することが困難になり、孤独感なども感じるようになると思いますが、大切な物、思い出の物に囲まれた生活はきっと快適なものになると思います。
そんなお手伝いができるようになればいいと思っています。
これからも、皆さんの今後の人生を考えるきっかけになるような発信をしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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